- 戦地巡歴 わが祖父の声を聴く
-
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2018年08月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863291768
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本近・現代史
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年06月発売】
- 台湾人の歌舞伎町
-
価格:968円(本体880円+税)
【2024年10月発売】
- 近代日本の統治機構とアーカイブズ
-
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【2021年03月発売】
- 陸軍少将岡原寛 戦中・戦後日記―演説の名手が生きた銃後と戦後―
-
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【2023年08月発売】
- 政友会と民政党
-
価格:924円(本体840円+税)
【2012年11月発売】
[BOOKデータベースより]
昭和13年7月、戦死した祖父の日記(声)と向き合い、出征後の祖父の足跡をたどって中国安慶市太湖の町へ。そこで出会った、当時を知る中国人たちの肉声を正面から受けとめた心の旅の記録。
1 わが祖父の日記のこと―昭和戦前・戦中の記憶
[日販商品データベースより]2 正直に生きる―出征前夜(昭和五年から十三年)(昭和五(一九三〇)年の日記;昭和六(一九三六)年;昭和七(一九三二)年の日記;昭和八(一九三三)年の日記 ほか)
3 祖父の戦争、家族の戦後―戦地巡歴(昭和十三(一九三八)年の日記;戦地巡歴―中国、太湖の町へ)
4 戦後は今も続いている(闘うのは普通の人たち;戦争とは血湧き肉躍るもの ほか)
小さな家族の歴史と記憶――日本のどこにでもある家族の戦争と戦後がここにある。
著者は、昭和13年に中国で戦死した祖父の日記に静かに耳を傾ける。名誉ある戦死をとげねば故郷の家族に迷惑がかかる、だから「戦争は家族のためですよ」と言った元日本兵や「軍隊は軍隊を守るために存在する」と言い放った元日本兵の言葉に衝撃をうける一方で、祖父が戦死した中国の現地へも取材を試みる。当時を知る中国人たちの肉声から耳をそらさず正面から受けとめる。平和を生き抜くための言葉を祖父の声=日記と中国現地の人々の暮らしの中に探す、心の旅の記録。