幕末の大阪湾と台場

海防に沸き立つ列島社会
戎光祥近代史論集　１

戎光祥出版
後藤敦史　��久智広　中西裕樹　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2018年08月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784864032957

内容情報

[BOOKデータベースより]

なぜ、大阪湾に多いのか？外国船の脅威により、沿岸に築かれた軍事要塞“台場”の知られざる実態から、日本の近代化の特質を探る！

総論１　幕末政治史と大阪湾の台場
総論２　畿内・近国の社会と幕末の台場築造
第１部　台場への視点―幕末期大阪湾をめぐる研究の最前線（幕末畿内の政治動向―維新変革の道筋；幕末期畿内の社会状況―大阪湾警衛を中心に；世界の軍事技術史からみた大阪湾の台場　ほか）
第２部　大阪湾台場研究のパイオニア（楠葉台場研究の回顧と展望；淡路島における幕末海防築城）
第３部　大阪湾岸と淀川べりの台場跡（舞子台場；松帆台場；和田岬砲台　ほか）