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[BOOKデータベースより]
震災は、人と人の“絆”というものがうるわしいだけではなく、いとわしくもあることを示す。その真実に光をあてた本書では、被災地での人生の時間を、創造的な協同作業に活かすことを提案する。
第1章 いくつかの問題提起(復興支援ソング「花は咲く」への違和感;「生者と死者」は、便宜上の二分法;「必然」よりも「偶然」;「犠牲者」と呼ぶことの弊害;「絆」という言葉の二面性)
第2章 堪えがたい“絆”からの解放を求める人びと(行方不明者と身元不明者;帰りたくない人たちとの対話―Mさんと不思議な一団との邂逅;震災を機に、より一層、堪えがたくなる“絆”;「愛別離苦」と「怨僧会苦」の真意)
第3章 恵まれた“絆”からの自由を求める人びと(「心より、ご冥福をお祈りいたします」の「冥福」って何ですか?;「成仏して天国に行ってね」とか「天国でまた会おう」と言うのは変ですか?;『般若心経』の読経がなぜ、供養になるのですか?;「見守っていてください」というのは、故人の加護を期待しているのでしょうか?;自由になればこそ“絆”も深まるという逆境)
第4章 やがて生ずべき災害に備えた、新しい“絆”の創案(プライヴェート空間を守るバリア用品の開発を急ぐ;学校や家族の“絆”を離れられる協同作業の場を作る;インド人のトイレ作法に学ぶ;インドで愛用した行水バケツの思い出)
図解