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[BOOKデータベースより]
特定の患者に寄り添ったルポルタージュではなく、日本の「近代」が作り上げた「病」としてハンセン病がどのように日本社会の歴史に存在してきたのか(しているのか)をえぐり出したハンセン病の全貌!
1 啓蒙の時代―野蛮から文明へ(ハンセン病とは?―本名も名のれないままに;ハンセン病の歴史―時代によって異なる病因論 ほか)
2 総力戦の時代―非国民から国民へ(ハンセン病の歴史―絶対隔離の時代)
3 平和と民主主義の時代―「人間」の回復へ(ハンセン病の歴史―「人間回復」の時代)
4 ハンセン病の諸相―「近代」を問う(ソロクト・楽生院のハンセン病訴訟―植民地支配下で呻吟した人びと;全生園医療過誤訴訟―ハンセン病医療体制への警鐘 ほか)
5 ハンセン病問題―今後の課題(差別社会の解体へ―求められる市民=私たちの総括論議;ハンセン病の今後―世界像の時代 ほか)
ハンセン病患者の数だけ、人生がある……
特定の患者に寄り添ったルポではなく、客観的に、
日本の「近代」が作り上げた「病」として…
ハンセン病がどのように社会に寄り添い
日本の歴史に存在したのか、そして
存在しているのかを、元「ハンセン病・
国家賠償請求訴訟を支援する会」代表の著者が
えぐり出す「ハンセン病」の全貌!
裁判の過程など、この国の訴訟システムの問題
なども活写し、ハンセン病をめぐる資料としても
保存できます。
これ一冊でハンセン病の全てが分かる!
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