この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 業務自動化・効率化をかなえるPower Automate基本と実践の教科書
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2025年11月発売】
- 子供の科学完全読本 高度経済成長期編
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2025年08月発売】
- ゴッホが見た星月夜
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2024年02月発売】
- 人種は愉快なジグソーパズル
-
価格:1,694円(本体1,540円+税)
【2025年09月発売】
- これからの幸福論
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【1999年07月発売】



























[BOOKデータベースより]
日本語を日本語で哲学すれば、デカルトやハイデガーが、何を間違えたのかがよくわかる。西洋哲学がそのロゴス至上主義ゆえに逢着してしまったアポリアを超えて日本語の文法構造から新しい日本語の哲学を切り拓く画期的な試み。
第1章 西洋哲学と格闘した日本人(デカルトの「疑い得ないわれ」を疑う;大森荘蔵の「立ち現れ一元論」 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 日本語は世界をこのようにとらえる(「いる‐ある」問題;「こと‐もの」問題 ほか)
第3章 言葉の本質(言葉の本源は音声である;言葉は世界を虚構する ほか)
第4章 日本語文法から見えてくる哲学的問題(品詞分類批判;統辞論 ほか)
第5章 語りだけが真実である(真理・真実とは何か;現象が「事実」や「真理」になるための条件 ほか)
日本語は、曖昧で情緒的な言語とみられてきた。一方でデカルトに代表される西洋哲学は、言語をロゴスとして捉え、人間を理性的存在とみなして、情緒的なあり方をパッションに閉じ込めてきた。それゆえ人間の身体性やいまここに立ち現れている現実が歪められてきたのも事実である。本書は、日本語の「曖昧さや情緒」を文法構造に分け入って分析することで、これまで普遍的とされてきた思考とは異なる世界理解を切り拓く日本語による哲学の試みである。