- ぼくにまかせて!
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784776408543
[BOOKデータベースより]
野球の仲間にいれてもらった男の子。ボールが飛んできた。ぼくにまかせて!ところが、ボールはグラブの外へ。あーあ。まわりからためいきがきこえる。よし、今度こそ、でも…。プレッシャーが大きなボールに姿をかえて襲ってくる。みんなの姿も大きく見える。―少年の心理を見事に描いた、コールデコット賞作家ウィーズナーの文字なし絵本。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- アートとマックス
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2011年08月発売】
- ちょうちょ
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2013年09月発売】
- マドレーヌのクリスマス
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2000年11月発売】
- とんでもないおいかけっこ
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2006年05月発売】
- ぼくはきみできみはぼく
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2014年11月発売】
ああ、ボールがこっちに飛んできた。オーライ、オーライ、「ぼくに まかせて!」この一瞬。自信と不安、負けたくない気持ちと緊張感。さまざまな気持ちが入り混ざり、見え隠れする映像は…?主人公は、草野球をする様子をフェンス越しに眺めていた少年。何とか仲間に入れてもらおうと掛け合ってみると、外野を任される。すると、バッターの打ったボールが空高く上がり、少年のところに飛んできて…。みんなが自分を見ている。期待と不安が込められた目で見ている。もし、足もとを木の根っこに邪魔をされたら…あと少しのところでボールに届かなかったら…みんなのがっかりする姿が見える。いやいや、ボールまであと少しで届く。でももし、大きな木がいきなり生えてきて、僕の行く手を阻んだら…。さらにプレッシャーが大きなボールに姿を変え、いつのまに他の子たちも追いかけ始め、自分がどんどん小さな姿になり……それでも、それでも!確かにこれは特別な瞬間。一度でも野球をやった事があるのなら。もしくは、我が子の野球を応援したことがあったなら。その一瞬の長さがよくわかる。ほとんど文字がなく、コマ割りの手法も取り入れながら、絵だけで少年の心理を見事に描いているのは、コールデコット賞作家デイヴィッド・ウィーズナー。晴れ渡った青く爽やかな空を背景に、楽しくも真剣な場所である子どもたちの時間を共有してくれます。大人になっても思い出す、忘れられないあの「一瞬」。私にもあっただろうか…。親子で思い出しながら、この物語を味わってくださいね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
「漂流物」や「かようびのよる」のデイヴィッド・ウィーズナーの作品ということで、興味を持ちました。
こちらも、文字は「ぼくにまかせて!」と「やったー」のみ。
それでも、ドラマをしっかり感じることのできる絵本です。
草野球の少年チームに参加する男の子。
エラーしても、果敢に挑戦し続け、最後にはチームに溶け込む姿が素敵でした。
(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】