- 近代日本の中国観
-
石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで
講談社選書メチエ 679
- 価格
- 1,815円(本体1,650円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784065123522
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石橋湛山・内藤湖南から谷川道雄まで
講談社選書メチエ 679
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[BOOKデータベースより]
リベラリスト・石橋湛山、巨人・内藤湖南、「王道政治」を「満洲国」に見ようとした矢野仁一、「科学的方法」で中国社会を解こうとした橘樸、そして桑原隲蔵、仁井田陞、宮崎市定、谷川道雄などなど―。東洋史の学統に連なる多士済々の俊秀たちは、いかに中国と格闘したか。その論述をていねいに読み直し、「日本人と中国」という、有史以来の大テーマに挑む力作。
第1章 石橋湛山―小日本主義と中国社会(「一切を棄つるの覚悟」;中国観の深層)
[日販商品データベースより]第2章 矢野仁一―王道政治と中国社会(石橋湛山との分岐;「王道楽土」;中国社会の停滞をめぐって)
第3章 内藤湖南―「近世」論と中国社会(和漢の「近世」;東洋史学の草創;唐宋変革と中国社会)
第4章 橘樸―「ギルド」と中国社会(中国社会を評価する;「方向転換」―「ギルド」から「農民自治」へ;中国の「ギルド」)
第5章 時代区分論争(分岐する視座;「歴研派」;論争をもたらしたもの;谷川道雄)
日本は、つねに中国を意識してきた。とくに、明治維新以後、中国研究はきわめて深く、幅広いものとなり、東洋史という歴史分野を生み出した。、「日本人の中国観」の形成と変遷を跡づけると同時に、日中関係を考え直す契機となるのが本書である。石橋湛山の「小日本主義」とはなんだったのか。巨人・内藤湖南の「唐宋変革論」とは? 宮崎市定や谷川道雄など、数多くの論者の中国論にふれ、その歴史を読み直す。
日本は、つねに中国を意識しながら歴史を歩んできたが、とくに、明治維新以後、近代日本となって以来、中国研究はきわめて深く、幅広いものとなり、東洋史という歴史分野を生み出した。
では、明治以降、戦後に至るまでに、日本人はどのように中国を研究し、考えてきたのか。
歴史に名を残す学者たちの研究をあらためて読み直し、「日本人の中国観」の形成と変遷を跡づける。
それはまた、日中関係を考え直す契機にもなるだろう。
石橋湛山の「小日本主義」とはなんだったのか。巨人・内藤湖南の「唐宋変革論」とは?
宮崎市定や谷川道雄など、数多くの論者の中国論にふれ、その歴史を読み直す。