- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(1週間程度で出荷)
- 赤い車
-
川越文子詩集
ジュニアポエムシリーズ 281
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2018年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784866180465
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 詳解・微分方程式演習
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
川越文子詩集
ジュニアポエムシリーズ 281
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:2,750円(本体2,500円+税)
[日販商品データベースより]
全部の詩に赤い車が登場しますが、これらの最初の一篇が書けたのは2006年秋でした。
育児真っ最中の母親が運転する赤い車を、迎えたり見送ったりして励ましているうちに、その車がごく自然に詩になって出てきたのです。
でも、その「赤い車」をもっと続けようと意識した詩作ではなかったのですが、それから後十年ものあいた、赤い車は不定期に、様々な赤い車になって目の前に走り出てきました。
十年の間には、いろいろなことがありました。その度に、心の奥深くに閉じ込めていた想いが赤い車に託され詩となって溢れでてきている、そんな感じです。
例えば、夏の章の一篇「どうしても」が生まれたときの、そのノートの日付を見つめていたときに、思いだした当時の心境。
それは私が、「あきらめの安らぎ」を手に入れたときの詩でした。しぶしぶのあきらめではなく、納得のあきらめです。そうして、手に入らないものを求めるより、今あるものに感謝しようと、気持ちが穏やかになれたのでした。
あとがきより抜粋