[BOOKデータベースより]
デンデラ野のそばには、いつも死があるのだ。生と死、今と昔が交差する。はたこうしろう初のこわい絵本。岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の物語を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!
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デンデラ野のそばには、いつも死があるのだ。生と死、今と昔が交差する。はたこうしろう初のこわい絵本。岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の物語を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!
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えほん遠野物語シリーズ。
遠野にいくつかある「デンデラ野」という場所のエピソード。
60歳を超した老人たちが住む場所。
「捨てられる」「墓」という表現が生々しいです。
だから、いつも死がある、とのこと。
お堂の十王様は今も焼け焦げているのでしょうが、
そのエピソードも説得力があります。
それだけに、その堂守の家の、予知能力もさもありなんです。
はたこうしろうさんの絵は、その凄みのある物語に、子どもたちを配し、
子どもの目で死を体感できるように導きます。
老いや死、避けて通れない現実を、そっと語ってくれています。
それは、語りという姿で伝承した古の教えのような気がします。(レイラさん 50代・兵庫県 )
【情報提供・絵本ナビ】