- 幻想の京都モデル
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- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784862151810
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[BOOKデータベースより]
鎌倉幕府の成立と“京都文化”誕生のパラドックス―文化的多核化のインパクト
[日販商品データベースより]中世球磨郡の仏像制作と京都―「京都造像様式」の受容と地域社会
京都系土師器の周囲・周縁・外部
石造物からみた関東と畿内―宝篋印塔を中心としたモデルの移動・変容・拡散
「戦国時代の文化伝播」の実態―十六世紀の飛鳥井家の活動を通して
庭園遺構にみる戦国大名の志向性
中世における諸階層の官途受容
ミヤコをうつす
問題の所在と展望
京都は中世日本の最大の都市で、全国に大きな影響を及ぼしていたことは間違いないが、過大に評価しずぎではないのか! この懐疑から発した本書では、儀礼・仏像・かわらけ・石造物・学芸・庭園・官途など、京都の影響が強いとおぼしい分野を取り上げ、地方でのモデル受容のあり方を再検討し、「京都モデル」の限界と等身大の実像をめぐって議論する。