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顔も、せたけも、名前もおなじ、でも、それぞれがちがうわざをもつ七人兄弟。ある日、王さまに命じられはるかかなたのブヤーン島にいるうつくしいエレーナ姫をたずねることに…。
[日販商品データベースより]顔も、せたけも、名前もおなじ、でも、それぞれがちがうわざをもつ七人兄弟。ある日、王さまに命じられはるかかなたのブヤーン島にいるうつくしいエレーナ姫をたずねることに...。ロシアのむかしばなし。
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2010年10月発売】
本書は「世界のむかしばなし絵本シリーズ」の1冊。ロシアのむかしばなし絵本です。金髪で白い衣を着た七人の兄弟は、顔も背丈もそっくりで、名前はみなシメオン。でもそれぞれ、ちがう「わざ」をもっています。ある日、王さまが兄弟の畑をとおりかかり、七人それぞれがもつという「わざ」に興味をもちます。一番上のシメオンは、天まで届く鉄の柱をたてられます。二番目のシメオンは、その柱にのぼって四方の果てまで見渡せます。三番目は船のり、四番目は弓名人……と、六番目のシメオンまでは、いかにも役に立ちそうなわざの持ち主です。でも末っ子は歌って踊り、笛を吹くのが得意。役に立たないと思われましたが、実は末っ子の腕にかかると、みな踊って踊って、自分の意志ではやめることができないくらい踊ってしまうのです。さて七人のシメオンは、王さまの命令で、海のむこうの島にいる、うつくしいエレーナ姫をたずねることになります。それぞれのわざを使い、姫を、王さまのもとへ連れて帰ろうとしますが……。最初から最後まで、大畑いくのさんが描く、幻想的な色彩に魅了される一冊。あざやかな緑の農地や、青い海。黄金の宮殿、草原、星空……。一つ一つの場面のうつくしさが、おはなしの世界をいろどります。意地悪な司令官は、王さまに何度も嘘の告げ口をしますが、最後は七人のシメオンが力をあわせ、それぞれ幸せな結末にたどりつきます。むかしばなしならではの時空を超えるおはなしの魅力を、存分に味わってくださいね。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
世界のむかしばなし絵本シリーズ第1期ということで
その国の方の作家さんの作品の日本語訳ではなく
再話?したものを訳しているの?かな?
これは、2.ロシアのむかしばなし
王様の権力って、絶対で、我欲というか・・・
自分の思う通りにならないと殺しちゃう
側近の司令官も、妬み?が強く、邪魔者を陥れる・・・
他の国でも、そうかな?
日本でも、悪代官がいたりしますが(笑
7人のシメオン兄弟は、同じ顔、体つきながら
それぞれ個性的な特別な能力があり
7番目のシメオンだけは
音楽分野という
エリックカールの「フレデリック」を彷彿させます
他のおはなしも楽しみに読みたいと思います(しいら☆さん 50代・宮城県 )
【情報提供・絵本ナビ】