- 力の追求 ヨーロッパ史1815ー1914 上
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シリーズ近現代ヨーロッパ200年史
The Pursuit of Power Europe 1815ー1914.白水社
リチャード・J・エヴァンズ 井出匠 大内宏一 小原淳- 価格
- 6,160円(本体5,600円+税)
- 発行年月
- 2018年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784560096307
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[BOOKデータベースより]
「下からの社会史」に長年取り組んできたドイツ近現代史の世界的な権威が、自在な語り口を通して、一九世紀ヨーロッパ史の多様な側面を、光だけでなく影の部分も含めて色彩豊かに描き出す、新たな通史!
第1章 革命の遺産
[日販商品データベースより]第2章 自由のパラドックス
第3章 ヨーロッパの春
第4章 社会革命
時代の香りを伝える細部を活写
本書の特徴として、第一に、ヨーロッパ中心史観に陥ることなく、世界規模での歴史の展開に目配りしており、ヨーロッパ史を「グローバル・ヒストリー」のなかで論じることに成功している。第二に、政治史中心の時系列的な叙述と、社会史、経済史、文化史の構造的な叙述がバランスよく並立されており、抑揚に富む近代史の経緯を多面的に理解できる。第三に、無名の人物を多数取り上げることで、19世紀の実像を多様な次元で提示しようとしている。女性や労働者層に関する叙述も充実し、20世紀に巨大なうねりとなるかれらの思想や運動が、19世紀にいかに生み出され、成長していったのかが明解に語られる。「下からの社会史」の歴史家エヴァンズの本領発揮であり、民衆やマイノリティに光を当てた分析は精彩に富む。
わが国では、19世紀ヨーロッパ史の本格的な紹介はしばらく途絶えていた。欧米では、近代の歴史的意味を問い直す研究は確実に厚みを増しており、その最先端を日本の読者に伝えたい。第2回・第3回配本。カラー口絵・地図多数収録。