- 依存的な理性的動物
-
ヒトにはなぜ徳が必要か
叢書・ウニベルシタス 1076
Dependent Rational Animals.- 価格
- 3,630円(本体3,300円+税)
- 発行年月
- 2018年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588010767
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[BOOKデータベースより]
伝統的な哲学が前提してきた、ヒトとそれ以外の動物を区別する根拠とは何か?両者の間に引かれた境界線を、イルカなど他の知的動物たちとの比較を通じて批判するとともに、人間を孤立し自足した強い個人ではなく、傷つきやすく障碍を抱えうる動物、共同体のなかで“与える”だけでなく“受けとり”、他者への依存のもとで初めて開花しうる動物として理解する、徳倫理学の画期的な明察。
傷つきやすさ、依存、動物性
[日販商品データベースより]動物という類に対比されるものとしてのヒト、その類に含まれるものとしてのヒト
イルカの知能
言語をもたない動物は信念をもちうるか
ヒトではない動物の世界はどのくらい貧しいのか
行動の理由
傷つきやすさ、開花、諸々の善、そして「善」
私たちはどのようにして自立した実践的推論者となるのか。また、諸徳はどのようにしてそれを可能にするのか
社会関係、実践的推論、共通善、そして個人的な善
承認された依存の諸徳
共通善の政治的・社会的構造
代理人、友、誠実さ
道徳的コミットメントと合理的探求
伝統的な哲学が前提してきた、ヒトとそれ以外の動物を区別する根拠とは何か? 両者の間に引かれた境界線を、イルカなど他の知的動物たちとの比較を通じて批判するとともに、人間を孤立し自足した強い個人ではなく、傷つきやすく障碍を抱えうる動物、共同体のなかで〈与える〉だけでなく〈受けとり〉、他者への依存のもとで初めて開花しうる動物として理解する、徳倫理学の画期的な明察。