ヤシ酒の科学 新装版

ココヤシからシュロまで、不思議な樹液の謎を探る

批評社
濱屋悦次　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2018年04月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784826506793

内容情報

[BOOKデータベースより]

マルコ・ポーロの『東方見聞録』でその存在を知ることができる“ヤシ酒”。ヤシの幹に傷を付けて採取した樹液が自然醗酵した酒である事実は意外と知られていない。ヤシ酒の全貌を緻密な現地取材で紹介しながら、科学的分析を通して樹液の謎に迫る！

第１章　ヤシ酒との出逢い（スリランカの紅茶とヤシ糖；ヨーグルトとヤシ蜜　ほか）
第２章　各国のヤシ酒（インドネシアはイスラム教国だった；サトウヤシからつくるヤシ糖　ほか）
第３章　スリランカ再訪（樹液の謎を解くヒント；ネゴンボの居酒屋　ほか）
第４章　不思議な樹液の謎に迫る（ヤシ酒に残った最後の謎；植物の光合成　ほか）

[日販商品データベースより]

汲めども尽きぬ、ヤシの酒･･････
マルコ・ポーロの『東方見聞録』でその存在を知ることができるヤシ酒。ヤシの幹に傷を付けて採取した樹液が自然発酵してできた酒だが、その事実は意外と知られていない。
ヤシ酒を試飲してみたが、これが何と表現したらいいかわからないほど美味。初めてヤシ酒を飲んだ人はあまりの美味しさに酔い痴れたのではないかと思う。
緻密な現地取材で、ヤシ酒の原初的な採取から、自然発酵をへて醸造・蒸留される過程を明らかにし、ヤシ酒をめぐる秘伝をとその全貌を紹介する！