[BOOKデータベースより]
東工大でも様々に活用されている、進化形アナログコミュニケーション!!学校から野外イベントまで、さまざまな現場で活躍するえんたくんの活用事例も紹介!
序章 「えんたくん」ってなんだ!?
第1章 輪になって座る
第2章 えんたくんの誕生
第3章 えんたくんミーティングを始めよう―具体的な活用の手引
第4章 さまざまなえんたくんの活用法―12の事例紹介(野外でゲリラ的なえんたくん―「アースデイ東京」での事例;大教室の授業で使うえんたくん―同志社大学政策学部での事例;医療に関わる人のえんたくん(茨城県立医療大学IPE授業での事例―学生;ホスピスケア研究会の研修での事例―緩和ケアに関わる医療職);異文化交流・国際理解のためのえんたくん―「東アジア地球市民村」での事例;アートの世界でえんたくん―川崎市岡本太郎美術館での事例;世代を超えるえんたくん―東京工業大学「蔵前立志セミナー」の事例 ほか)
第5章 えんたくんから始まる静かな革命
「えんたくん」は直径が1メートル程の丸いダンボールの板です。
人々が円座になって、ひざの上に「えんたくん」をのせると「場」と「対話」が劇的に変化します。さらに会議、教室、フェスなど人々が集う場所で手軽に使える「えんたくん」は「場」と「対話」を変えるだけでなく、ファシリテーションや課題解決、合意形成の方法も大きく変化させます。
輪になって座ると人々の間で序列のない対等な関係がつくりやすくなります。しかし会議室でも教室でも多くのテーブル、机は長方形で、中には固定されていることもあります。そんなときに簡単に円卓(ラウンドテーブル)をつくることのできる魔法のような道具「えんたくん」の使い方、活用方法をはじめて紹介します。
第1章では、輪になって座ることの意味と東京工業大学での初年次教育の試みを紹介します。
第2章では、「えんたくん」がいかにして誕生したか、そして大きく広がる過程とその意義をお伝えします。
第3章の「えんたくんミーティングを始めよう」では、ワールドカフェの手法をもとにした「えんたくんミーティング」の準備から進め方まで、イラストや注意するポイントを交えて解説しています。
第4章の「さまざまなえんたくんの活用法」では、フェス、教育現場、アートの世界、異文化交流、地域おこし、さらには被災地でのえんたくんの活用事例を、実践者から具体的に紹介します。
第5章では、共著者の川嶋直氏、中野民夫氏による「えんたくん」とそれがつくる場の意義、ファシリテーションのコツ、「えんたくん」が導く未来への期待をお伝えしています。
著者の川嶋直氏は、環境教育の現場からスタートして体験学習、企業研修、ESD、SDGsの分野で「KP法」(紙芝居プレゼンテーション法)や「えんたくんミーティング」など様々な手法を駆使して活躍してきたファシリテーションの達人です。
中野民夫氏は、参加型の場づくりであるファシリテーションの技法を日本にはじめて紹介したこの分野の第一人者。ワークショップ企画プロデューサーとして実践を積み重ねながら、近年は同志社大学、東京工業大学など教育の現場でも活躍しています。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 子供が学びを創り出す対話型国語授業のつくりかた
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2022年07月発売】
- タイプ診断で見つける 小学校国語 授業技術大事典
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2024年09月発売】
- 学び合う場のつくり方
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2017年06月発売】
- 教科の学びを進化させる小学校国語授業アップデート
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2021年07月発売】
- 一瞬で子どもの心をつかむ15人の教師!
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2019年01月発売】