水門 第２８号

言葉と歴史
小特集：季語の生成と四季意識ー東アジアから世界へ　

水門の会 勉誠社
水門の会　

• 価格: 3,850円（本体3,500円＋税）
• 発行年月: 2018年04月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784585224426

内容情報

[BOOKデータベースより]

歴史学・文学・言語学・民俗学など諸学の粋を集め、ジャンルを越えた新たな学問世界への扉を開く。歴史文化研究の交流拠点、開港。

“小特集”季語の生成と四季意識―東アジアから世界へ（自然美と四季意識―日本古代漢詩、特に『懐風藻』を中心に；芭蕉の「行く春」と白居易の季節意識―「三月尽」「送春」をめぐって　ほか）
古代「白堂」考
沙羅双樹考
敦煌変文と風土記逸文における羽衣伝説
「題目」の規定と実態―『中右記部類紙背漢詩集』の場合
三浦浄心における「陸奥紀行」の系譜―『都のつと』『雲玉和歌抄』による『おくのほそ道』への影響について
『大和本草』「穀」類に内在する下位分類―『本草綱目』との比較から
語義形成と語源意識―古辞書の訓の資料性
明治期大阪「笑い」関連文献目録の作成に向けて
『満漢合璧西廂記』の総合的研究・その７〔ほか〕

[日販商品データベースより]

歴史学・文学・言語学・民俗学など諸学の粋を集め、ジャンルを越えた新たな学問世界への扉を開く。
本小特集では、季語の生成と四季意識との関わりについて、多様な視点と世界的な視野から検証し、短詩系文学としての「俳句」の世界的な存在像や国際俳句の可能性について探る。