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[BOOKデータベースより]
ヨーロッパの裏側にあり、食人種や奇怪な怪物の棲家として恐れられ、奴隷労働から核兵器までのあらゆる汚辱の舞台となってきた日米の間に広がる太平洋の持つ歴史的、文化史的意味を、文学や映画を通して読み解くトランスパシフィック文化論!
はじめに 「平和の海」という幻想
[日販商品データベースより]第1部 平和の海から争乱の海へ(スペインの海からガリヴァーの海へ;アメリカ合衆国と奇想の海;労働と漂流の太平洋;バカンスと楽園幻想)
第2部 太平洋をはさんで対決する(進化と退化の島々―『キング・コング』『ジュラシック・パーク』『地獄の黙示録』;移民と経済戦争―『ダイ・ハード』と『ブラック・レイン』;戦争と怪獣の記憶―ゴジラ映画と『パシフィック・リム』)
おわりに 太平洋をめぐる想像力
2018年4月、全国公開の映画
『パシフィック・リム: アップライジング』に合わせ、
太平洋のもつ意味合いを概観する文化史!
日米の間に広がる太平洋は、
パシフィック(和平)という幻想によって
作り出されてきたが、
実際には、ヨーロッパの裏側として、
あらゆる汚辱の捨て場所(奴隷、核問題) などの
舞台となってきた。
日米の文学、映画がどのように太平洋を読み解いてきたのか?
とくに、太平洋から怪獣が現れるという設定をもつ
『パシフィック・リム』は、
太平洋を語る場合、多くの問題を孕んでいる。