- 未来の呪縛
-
日本は人口減から脱出できるか
中公新書ラクレ 617
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2018年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784121506177
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[BOOKデータベースより]
日本の少子化は異常だ。2017年の年間出生数は94万人にとどまり、2年連続で100万人割れという危機状況にある。戦後のベビーブーム期には270万人近くだったのが、わずか70年ほどで3分の1になった。なぜこんな激減カーブを描いたのか。そこには日本の少子化に戦後GHQが大きく関与していたという思わぬ歴史があった。仕組まれた罠とは何だったのか。本書ではその歴史をさかのぼり検証する。
第1部 少子化の呪縛(「少子化」の罠にはまった時代;「少なく産んで大事に」を妄信した時代;自ら「少子化」という墓穴を掘った時代;“未来の崖”に混迷する時代)
[日販商品データベースより]第2部 少子化から脱却するための処方箋(日本の“人口敗北”を考える;私論 「少子化対策」10の提言)
人口減少が止まらない日本。少子化は加速し、国家として維持できないほど激減するとの未来予測まである。政府・安倍首相も「出生率1.8」を目指す少子化対策を最重視の方針とした。少子化の背景には、未婚や晩婚化、若者の価値観の変化などが言われる。
本書では、明治から現在までの日本の歴史を「人口の観点」から顧みて分析、なぜ、ここまで惨状を招くことになったのかを探った。その一つには戦後、日本の封じ込めを狙うGHQの戦略に人口増加を抑えるという「人口戦」があったことを突き止めた。少子化は文明の成熟だけが要因でなく、いわば戦略的、人為的に引き起こされていたのである。今後の人口減少問題、少子化問題を分析し、日本の将来はどうすればいいかを提言する。話題の『未来の年表』の関連補足版としての一冊。