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[BOOKデータベースより]
読む面白さと学問的成果は両立する。安倍政権の「なぜ?」通説を一新。日本の民主主義をサーベイ実験で解き明かす。
1 もう一つの安倍政権論(なぜ安倍内閣の支持率は復活するのか;新しい安保法制は何を後世に残したのか ほか)
[日販商品データベースより]2 実験が解明する政治経済のロジック(日本における「観衆費用」と対外政策論;バンドワゴン行動の政治経済分析―荒井紀一郎氏との共著 ほか)
3 正義についての思考およびサーベイ実験(復興を支援することは、なぜ正しいのか―金慧氏との共著;他者への支援を動機づける同情と憐れみ―三村憲弘氏との共著)
4 民主主義と自由を考え直すための三つのエッセイ(正しい民主主義とは;なぜ憲法か)
付録 虚の拡散にどう対処するか
安倍内閣の支持率は、2015年の安保法制論争、2017年の森友・加計問題で大きく落ち込んだが、その後回復していく。
これは戦後の歴代内閣の、発足当初が最も高く、徐々に低迷していくというパターンからは大きくはずれる、異例の現象である。
なぜ安倍内閣の支持率は回復するのか。支持率の下落は保守層・リベラル層のどちらの離反によるものなのか。 あるいは一般に自明の事柄として語られる「復興支援の正しさ」の根拠とは何だろうか。災害とはどこまでが「不運」によるもので、どこからが「不正義」によるものだろうか。
テレビなどでは印象論で語られることが多いこういった事象を、国際的に認められる水準の「科学としての政治学」で分析すると何が見えてくるか。これらのメカニズムの解明こそ、現代の日本政治を理解する上で、一つの重要な鍵を提供する、と著者は指摘する。
世論調査に実験的要素を加えた「サーベイ実験」という新しい手法による近年の成果を中心に、さまざまな問題から民主主義の根幹に迫る本書は、「読んで面白い」最新政治学の入門書でもあり、政治学的に言えば「規範理論」と「経験的研究」とを架橋する画期的な試みでもある。