- サイコパスの真実
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2018年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480071378
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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北区の太
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必要悪?
サイコパスについて、どこまで分かっていて、その見分け方・対処の仕方・治療法等について分かり易く解説してくれている本。サイコパスは人類の中に一定数(1%)存在しているとのことで、日本人であればその数は百万人となる。良心に欠け、躊躇なく冷酷非情な行為を行うことが出来るサイコパスは、この平和な現代においては邪魔者・排除しなければならない者ということになるが、暴力が支配する戦時中などは、その短所が長所に変わる。人類の歴史においては、今のような平和な時代の方が珍しく、暴力が支配する戦闘状態の時代の方が圧倒的に長いという。こういう時代であれば、彼らは英雄として敬われていたということは十分考えられる。日本の戦国時代などはまさにそうした時代。戦国時代の英雄・英傑がサイコパスであったということは十分あり得ることだと思う。時代によって価値観が変わるということ。サイコパスは今の時代には必要悪なのかな。何か有事の際にはその存在が求められるのかも。そういう時代が来ないことを祈る。
[BOOKデータベースより]
人当たりがよく、優しい言葉をかけ、魅力的な人柄。だけど、よくよく付き合うと、言葉だけが上滑りしていて、感情自体は薄っぺらい…。このような人格の持ち主を「サイコパス」と心理学では呼ぶ。近年、犯罪者の脳の機能や構造などが明らかになり、サイコパスの正体が明らかにされつつある。本書では、最先端の犯罪心理学の知見にもとづいてサイコパスの特徴をえがき、ヴェールに包まれた素顔に迫る。
はじめに 隣りのサイコパス
第1章 私が出会ったサイコパス
第2章 サイコパスとはどのような人々か―サイコパスの特徴
第3章 マイルド・サイコパス―サイコパスのスペクトラム
第4章 人はなぜサイコパスになるのか―サイコパスの原因
第5章 サイコパスは治るのか―サイコパスの予防、治療、対処
第6章 サイコパスとわれわれの社会―解決されないいくつかの問題
おわりに サイコパスはなぜ存在するのか