この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 宿命
-
価格:880円(本体800円+税)
【2021年03月発売】
- 金天海
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2014年10月発売】
- 日本にレイシズムがあることを知っていますか?
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2022年08月発売】
- 危機管理マニュアル
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2009年09月発売】
[BOOKデータベースより]
1995年3月30日午前8時31分。國松孝次・警察庁長官が狙撃された。執念の捜査の末にたどりついたのは、稀代のテロリスト中村泰だった。緻密な捜査ノートをもとに綴った、渾身のノンフィクション。真相に肉薄した捜査はなぜ封印されたのか?
第1章 警察vs.オウム
[日販商品データベースより]第2章 急浮上した老鎗客
第3章 タイム・リミット
第4章 包囲網
第5章 ガン・ショー
第6章 自供
第7章 刑事と公安
第8章 最後の告白
警察庁長官狙撃事件は、なぜ解決できずに時効を迎えなければならなかったのか。濃厚な容疑を持つ人物が浮上していながら、なぜ、オウム真理教団の犯行に固執しなければならなかったのか。日本警察の宿命を説く第一線捜査官による待望の手記。
警視庁捜査第一課伝説の刑事・原雄一氏による待望の手記。
1995年3月30日朝、東京・荒川区において、國松孝次警察庁長官が何者かに狙撃された。警視庁は、当時の社会情勢等から、オウム真理教団による組織的テロと見て、警察の威信をかけた大捜査を展開、2004年に至り、オウム真理教関係者の逮捕にこぎつける。しかし、被疑者らが起訴されることはなく捜査は迷走し、2010年3月、多くの謎を残したまま事件は時効を迎えてしまった。
実は、この捜査の陰で、濃厚な容疑を持つ人物が浮上していた。その人物は民兵組織の結成を目指した「中村泰」。中村の内偵を進めた原氏は、徹底抗戦する中村の取調べを継続し、ついに中村から、警察庁長官を狙撃した自供を引き出す。そして、その供述は、現場の状況に合致して迫真に富み、犯人しか知り得ない内容に満ちていた。原氏が率いる捜査班は、幾多の困難を克服しながら中村の捜査を推し進め、多くの証拠を蓄積していくが、中村が立件されることはなかった。
なぜ、中村の捜査は封印されたのか。警視庁幹部、警察組織、現場捜査員、被疑者、社会情勢等、様々な「宿命」が絡み合い、葬り去られた事件の真相に迫る。