十帖源氏立圃自筆書入本【翻刻と解説】

佐賀大学附属図書館小城鍋島文庫蔵

笠間書院
白石良夫　中尾友香梨　大久保順子　亀井森　土屋育子　

• 価格: 12,100円（本体11,000円＋税）
• 発行年月: 2018年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784305708953

内容情報

[BOOKデータベースより]

原文を圧縮しながら和歌をすべて残す『十帖源氏』は近世歌人の参考書と考えられ、源氏受容の一端を伝えている。著者立圃（一五九五〜一六六九）自筆の書入れを含め近世初期の源氏音読の痕跡を残す本文から近世擬古文のテキストが立ち現れる。源氏物語研究のみならず、和歌・俳諧・仮名草子・国語学研究にも重要な資料。

序文
桐壺
帚木
空蝉
夕顔
若紫
末摘花
紅葉賀
花宴
葵〔ほか〕

[日販商品データベースより]

江戸時代の歌詠みたちが読んだ

源氏物語の梗概本を初翻刻！



原文を圧縮しながら和歌をすべて残す

『十帖源氏』は近世歌人の参考書と考えられ、

源氏受容の一端を伝えている。



著者立圃（りゅうほ）（一五九五〜一六六九）自筆の書入れを含め

近世初期の源氏音読の痕跡を残す本文から

近世擬古文のテキストが立ち現れる。



源氏物語研究のみならず、和歌・俳諧・

仮名草子・国語学研究にも重要な資料。



挿絵132点掲載！