- 仮象のオリュンポス
-
古代ギリシアにおけるプロソポンの概念とイメージ変奏
シリーズ・古典転生 16
- 価格
- 3,740円(本体3,400円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784865030570
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[BOOKデータベースより]
プロソポンとは何か。古代ギリシアにおいて「顔」である同時に「仮面」を意味する特異な言葉をめぐり、その概念系とイメージの諸相を、古典文献や陶器画などの綿密な比較分析を通じてアナクロニックに横断し博捜する、新鋭によるたぐいまれなる成果。
第1章 プロソポンの基本概念と隣接概念(プロスとオープス;プロソポンとプロソペイオン;「プロソポンの下/背後」をめぐる言説―モルモリュケイオン、カルディア、ヒュポクリテス)
第2章 プロソポン―“あらわれ”の方へ(饒舌なる表面;皺・痕跡・面影;視覚の表皮、事物の皮膜―デモクリースにおけるエイドラ)
第3章 対‐面としてのプロソポン(古代ギリシア陶器画における正面観図像;プロソポンは「鏡」か?―カタ・プロソポン)
第4章 アプロソポス―別様の「顔」の形象のために(美少年カルミデスの謎;テオプラストスの「鉄面皮」;非人称)