[BOOKデータベースより]
世界でもめずらしい食べもの
納豆菌はどこにでもいて空も飛ぶ
胞子になれば宇宙空間でも生きのびる
納豆菌は、ダイズの上でなにをしてる?
ネバネバは納豆菌の巣。糸をひくひみつ
納豆菌をどこまで知っている?
納豆菌は、ほんとうにわらが好き?
わら以外の植物でも納豆ができるの?
納豆や純粋培養の納豆菌でつくる
納豆を使った郷土料理をつくる
わらづとから、木、紙、ポリスチレンへ
未来へむけて、納豆の新しい研究
世界に広がるダイズ発酵食品
健康にいい、環境にもいい納豆の力
菌に支えられた世界
納豆のネバネバの糸の正体は?ワラ以外の植物でも納豆はできるかどうかの実験や、納豆に似た世界各地の豆発酵食品、納豆菌の食べ物以外の利用方法、未来にむけての新しい納豆研究など。
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納豆菌の活動内容、性質、納豆の作り方(今昔)、新製品の開発、自作の納豆づくりなどを、わりと詳しく紹介する絵本。
納豆菌のファンクラブがあったら、入会者は必読・必携の一冊。
子ども向けに作られているが、内容は充実していて、大人も十分楽しく学習・実践(納豆づくり、納豆の実験、納豆の選び方など)できる。
圧巻は、大画面いっぱいに納豆菌があちこちに飛び回る絵。
茹でた大豆の表面のみならず、私たちが生活する空間にも、土にも空にも、水の中にも、たくさんの納豆菌がうようよ生活している。非常にありふれた微生物だということが、よくわかる。
きっと今日も納豆菌と一緒に寝て、起きて、ご飯を食べて、トイレも一緒で、地下鉄にもいたりして。
食料品コーナーの納豆・水物あたりには特に精鋭部隊が出番を待っているだろう。
理科の内容(菌類の分類、性質など)と、社会の内容(納豆の製品としての進化、製造方法など)が同時に簡単に学べて、ユーモアもあり、楽しい。
一番驚いたのは、市販の納豆のパックの機能性!
発酵がしやすく、流通しやすく、納豆菌にとって快適であり、人間にとっても利用しやすい構造になっている。納豆を保管・流通・販売するのに昔ー現在まで、様々な材料の包材が用いられている。我々の納豆愛が遺憾なく表現された「納豆パック」。
稲わら→経木→紙パック・発泡スチロールパック、と変遷していく間に、人間も納豆も様々な時代の変化・ドラマがあったのだ。
感無量。
今日は、納豆を買って帰ろう。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】