この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 社会学
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2025年04月発売】
- 社会意識からみた日本
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2015年03月発売】
- 信頼にいたらない世界
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2013年11月発売】
- 数理社会学入門
-
価格:3,630円(本体3,300円+税)
【2005年02月発売】
[BOOKデータベースより]
総中流社会から格差社会に変わって、人びとの意識やアイデンティティはどのように変わったのだろうか。意識のうえにあらわれる格差を問う!総中流社会から格差社会への変化を象徴的にあらわしているものとして特に階層帰属意識に焦点をあてつつ、格差社会の下での人びとの階層意識を明らかにしている。
第1部 階層意識とライフスタイル(「社会の形」から考える格差社会―階層イメージを手がかりに;働き方と幸福感の連関構造;若者の地位アイデンティティ―現在志向と宗教性の効果に注目して;人びとのつながりと自由―地域に埋め込まれたサポート関係がもたらす「資源」と「しがらみ」)
[日販商品データベースより]第2部 地位アイデンティティ(働き方と地位アイデンティティ―正規への移動障壁が非正規の地位アイデンティティを低めるのか?;移動経験からみた現代日本の階層意識の構造;時代・世代でみえる地位アイデンティティの移り変わり―多母集団潜在クラス分析による検討;格差社会のなかの自己イメージ)
何が変わり、何が変わらないのか
総中流社会から格差社会に変わって、人びとの意識やアイデンティティはどのように変わったのだろう。意識のうえに現れる格差を問う!
社会調査データを用いて格差を分析する時、地位達成の困難さ、雇用の不安定さ、低収入、そしてその連鎖など、格差の現実を明らかにすることが試みられてきた。しかし実際は、目に見える形の格差だけが問題なのではない。格差は人びとの意識やアイデンティティにも影響を及ぼしている。本書はそうした見え難い問題の解明に挑戦する。