- 『方丈記』と『徒然草』
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- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784595318559
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[BOOKデータベースより]
『枕草子』の多様性
[日販商品データベースより]『枕草子』のゆくえ
『方丈記』のテーマ性
災害記としての『方丈記』
閑居記・書斎記としての『方丈記』
『方丈記』の達成
『徒然草』とは何か
『徒然草』の始発
隘路からの脱出
『徒然草』の描く人間、そして心
『徒然草』の逸話と考証
『徒然草』における時間認識
批評文学としての『徒然草』
江戸時代の『徒然草』
『徒然草』のゆくえ
『方丈記』と『徒然草』は、日本の古典文学の中でもとりわけよく知られているだけでなく、後世の文学や美術に及ぼした影響力が大きかった作品である。明晰な論理性と気韻に富む文体で、人間認識と社会認識などの多様な思索を展開しており、圧倒的な写実力と説得力を特徴としている。また、『方丈記』と『徒然草』が依拠した日本や中国の古典との関わりを知ると同時に、後世に影響を与え、現代文学としても機能している事実を理解する。さらに、絵画化された美術作品にも触れ、文学と絵画の相互交流性を認識する。