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【1997年10月発売】
[BOOKデータベースより]
寛容か、不寛容なのか。「慈愛」と「平和」を説く三つの宗教がなぜ、「憎しみ」から逃れられず、「戦争」に関わるのか。「異質な他者」と向き合う、文化システムの在り方。信者が世界人口の半数以上を占める大規模な「一神教」の教義と歴史、そして現実の社会に及ぼす多大な影響を事件・出来事に至るまで、一神教の理論と現実、各宗教の共通点と相違点をわかりやすく説き起こす。
第1章 日本文化論としての一神教批判(日本は寛容なのか;日本社会から見た一神教;「大きな物語」としての一神教)
第2章 一神教の起源と展開―グローバル・アクターとしての一神教(「一神教」とは何か;多神教世界における一神教の誕生;一神教の文明論的系譜;現代における一神教の広がり)
第3章 一神教の基本的な考え―何が同じで、何が違うのか(創造論;終末論;偶像崇拝の禁止)
第4章 一神教世界における戦争―戦争は不寛容の結果か(戦争論の類型;絶対平和主義;正戦論;聖戦論;宗教多元社会における正義の模索)
第5章 現代世界における課題―不寛容をいかに抑制するか(世俗主義と原理主義;政教分離;犠牲の論理)