- 復興の空間経済学
-
人口減少時代の地域再生
日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
藤田昌久 浜口伸明 亀山嘉大- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2018年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784532134785
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[BOOKデータベースより]
本書は、被災地域に焦点を当てているものの、被災地域のことだけを考えるのではなく、日本経済全体の一部として地域が安定的に存立するように回復する条件を探ることを目的としている。空間を一般均衡システムとして扱う空間経済学から復興を考える場合、被災地だけを切り出すことは不可能であり、対になる問題として日本経済全体がどうあるべきかを常に考えなければならない。本書はそのような分析を行った初めての成果である。
第1章 人口と国土システムの長期的変遷
[日販商品データベースより]第2章 空間経済学から見た国土システムの変容過程と復興政策のあり方
第3章 写真とデータで見る東日本大震災からの復興の歩み
第4章 被災地における人口減少と創造的復興
第5章 自然資源に基づく復興
第6章 サプライチェーンの強靱化
第7章 地域コミュニティの再生
補論 人口減少社会のための空間経済学理論
◆空間経済学を現実問題に初めて適用
本書は、最先端の経済学である空間経済学を、第一人者が東日本大震災からの復興という喫緊の課題の分析に応用する初めての試み。近代経済学による体系的復興分析は未だになされておらず、本書の試みは高く評価されると思われます。少子高齢化の進む中で個々の被災地が創造的に復興し、国全体が均衡的にさらに発展していくために、日本のすべての地域におけるイノベーションの活性化が鍵となります。この観点からも、イノベーション・モデルを中心とする空間経済学は、適切な分析の枠組みであるとともに、有効な政策提言を提示できます。
本書は、空間経済学に基づいて三陸地域沿海部に焦点を当てて分析を行い、復興の障害となる問題、復興政策の課題について考察します。