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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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北区の太
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読みものとしては
かねてより、本能寺の変は光秀は冤罪で、「秀吉陰謀説」を唱える筆者の一冊。本能寺の変が光秀ではなく秀吉の仕業であるとする従来の著作までは納得出来る部分が多いが、この天海=光秀説(これも従来から色々な人が主張して来ているが)とまでなると、我田引水的な箇所が多過ぎて、首を傾げざるを得なくなる。これに、3代将軍家光の実父が家康説、秀頼は秀吉の子供ではない説(これらも色々な人が主張しているが)等が加わると、荒唐無稽感が強まり、俗書「噂の真相」の様相を呈して来て、あまり頂けない。光秀は優秀な武将であり、もしかしたら主殺しは冤罪なのかもしれないが、徳川300年の基礎を作ったのが光秀(その根拠は自分に罪をなすりつけた秀吉への怨恨とする)であるとまでするのは、もはや贔屓の引き倒しという気がする。「噂の真相」を読む時のように、眉に唾をつけて読む分には、面白い。しかし、筆者の「秀吉陰謀説」を検証して来た功績(!?)を考えると、この強引な展開は少し残念な気がする。
[BOOKデータベースより]
本能寺の変から三十三年後の慶長二十年(一六一五)、比叡山に一基の石灯籠が寄進された。そこには、“ありえない名前”が刻まれていた…。『本能寺の変 秀吉の陰謀』で「光秀の冤罪」を証明した著者が、新史料を駆使して描く「光秀の復讐」。豊臣家滅亡のために、光秀が選んだ究極の決断と恐るべき智謀とは?
第1章 明智光秀の生涯を再検討する
第2章 明智光秀から天海僧正への転生、その道程
第3章 徳川幕府中枢との黒い接点
第4章 関ヶ原の合戦と天海
第5章 家康の死を乗り越えて
第6章 日光東照宮と天海