[BOOKデータベースより]
ことば学というプリズムを通して、『鏡の国のアリス』のことばと論理の多彩な輝きをとらえる。大好評「アリスのことば学」第2弾。
第1章 鏡の向こう側―見えるとあるのズレ
第2章 辞書ほどのナンセンス―無理から比較
第3章 パンニバタフライ―名前と指示するもの
第4章 イヤハヤ、ナントモハヤ―どっこいどっこい
第5章 時を遡って生きる―因果の逆転
第6章 お前さんには名誉―ただならぬ卵
第7章 伝説の怪物アリス―立場変われば
第8章 ありえぬことに備えて―可能世界の先読み
第9章 戴冠のから騒ぎ―アリス、クイーンになる
第10章 ナント赤のクイーンは―誰の夢だったのか
エピローグ アリスの2つの世界
『鏡の国のアリス』の巻頭詩と巻末詩
『不思議の国のアリス』の姉妹本『鏡の国のアリス』では、ことばや論理の仕掛けが、一層巧緻に用意周到に織り込まれている。本書は該当箇所の英文も掲載し、その言語学的な魅力に多角的に迫る。ミクロに分け入る「虫の目」、マクロから鳥瞰する「鳥の目」、全体を見通す「魚の目」の各視点によるコラムも充実。ことば学というプリズムを通して、ことばと論理の多彩な輝きをとらえる大好評シリーズ「アリスのことば学」第2弾。
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