怪談狩り 四季異聞録

角川ホラー文庫　Ｈな５ー４

ＫＡＤＯＫＡＷＡ
中山市朗　

• 価格: 858円（本体780円＋税）
• 発行年月: 2017年12月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784041062609

内容情報

[BOOKデータベースより]

「怖い怪談は、夏だけのものではない」と断言する怪異蒐集家・中山市朗が、四季折々の行事や情景を織り交ぜながら綴る怪談集。毎年３月３日の朝に天井からバサリと落ちてくる異様なモノ、真夏のキャンプ場に佇む赤いコートの女、幼い兄弟の前に出現したサンタさんの意外な貌、大晦日前日の夜に神社で行われる奇妙なアルバイト…。家族の団樂や友人との思い出に、じわじわ浸食してくる怪異に戦慄する。書き下ろし２篇を収録。

冬（馬；黄色いクツ　ほか）
春（警備員を辞めた理由；落ちてくる　ほか）
夏（常連客；雨の日のスナック　ほか）
秋（九月五日；影　ほか）
冬（気になるあの子；今あった話　ほか）

[日販商品データベースより]

毎年3月3日に”落ちてくる”異様なモノ、真夏のキャンプ場で出会う深紅のコートの女性、大晦日に家族の前に現れた最愛の母……。四季折々の情景とともにつづる粒ぞろいの怪談集。文庫オリジナル作品収録。