- 営繕論
-
希望の建設・地獄の営繕
建築・都市レビュー叢書 03
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2017年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784757160729
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[BOOKデータベースより]
“老いる”建築と都市を“保つこと”はなぜ困難なのか?技術の視点からモダニズムの急所をつく。
第1章 希望の建設・地獄の営繕
[日販商品データベースより]第2章 ライフデザイン学入門
第3章 量を担った技術を考える
第4章 日本のモダニズム
第5章 瓶と缶からのアナロジー
第6章 オプティミズムとデカダンス
第7章 美と壮麗
第8章 現実としての現代建築
第9章 保全性の現在
第10章 虚構の建設・希望の営繕
「営繕」とは、もともと「営造」の「営」と「修繕」の「繕」からなる熟語で、千数百年に及ぶ歴史を持つ専門用語であったが、近代社会における建築の工業化において、その意味するところから「建設」が除かれ「修繕」に限定されたうえ、退屈で創造性が欠如したものとして捉えられるようになった。
しかし昨今、リノベーションという言葉に象徴されるように、新築するよりも、古いものを修復・修繕して再利用するという流れが生まれつつある。そこで、「営繕」を単なる修繕から解き放ち、本来の意味での「営繕」に換骨奪胎することで、現代建築の未来は広げることを目指す。