- せめぎあう中東欧・ロシアの歴史認識問題
-
ナチズムと社会主義の過去をめぐる葛藤
MINERVA人文・社会科学叢書 222
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2017年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623080946
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[BOOKデータベースより]
冷戦後の世界において歴史認識と記憶がアイデンティティ・ポリティクスの焦点として浮上し、国内のみならず、諸国家・国民間の紛争要因に転じている。そうした紛争化が深刻な形で進行したのが、中東欧とロシアをはじめとしたポスト共産主義諸国である。本書では、中東欧諸国・ロシアにおける歴史政治の展開過程を広域的に捉え、欧州統合の進展と同時進行したナショナルな利害に沿った歴史政治が紛争化する局面を描く。
中東欧・ロシアにおける歴史と記憶の政治化と紛争化
[日販商品データベースより]第1部 歴史・記憶政治の制度化―政策と組織(エストニア―人道に対する犯罪調査のための国際委員会;ラトヴィア―歴史家委員会;リトアニア―ジェノサイド・センターと国際委員会;ポーランド―国民記憶院;チェコ―全体主義体制研究所と史料アーカイヴ ほか)
第2部 歴史の政治化と紛争化(ルーマニアにおける反共産主義運動の記憶と政治―シゲト記念館を中心に;現代ロシアの歴史認識論争と歴史教科書―自国史教科書におけるスターリン期の描写;リトアニア臨時政府(一九四一年)―「抵抗」の歴史とその記憶;ハンガリーの歴史認識と現代政治―「ヨーロッパ」性と新自由主義・人種主義政治;現代スロヴァキアにおける歴史論争―第二次世界大戦期の位置づけをめぐって ほか)
冷戦後の世界において歴史認識と記憶がアイデンティティ・ポリティクスの焦点として浮上し、国内のみならず、諸国家・国民間の紛争要因に転じている。そうした紛争化が深刻な形で進行したのが、中東欧とロシアをはじめとしたポスト共産主義諸国である。本書では、中東欧諸国・ロシアにおける歴史政治の展開過程を広域的に捉え、欧州統合の進展と同時進行したナショナルな利害に沿った歴史政治が紛争化する局面を描く。