- イリーガル非公然工作員
-
ソトニ警視庁公安部外事二課
講談社+α文庫 G261・3
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2017年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062817325
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[BOOKデータベースより]
官僚組織の頂点に立つ内閣官房副長官が、孫の運動会の最中、何者かに狙撃された。一方ニューヨークでは、北朝鮮の外交官が突如日本への亡命を求める。保護するよう密命を受けたのは、元警視庁公安部外事二課の筒見慶太郎だった。圧倒的な捜査能力を誇りながら、スパイ事件捜査での暴走が問題視され、海外に飛ばされたいわく付きの刑事だ。が、亡命した北の外交官は、隠れ家で暗殺されてしまう。「日本にいる『亡霊』を守ってくれ」という言葉を残して―。謎に挑む筒見の行く手に、北朝鮮の在日工作組織と、戦後、日本政府に見捨てられたある人物が現れる。果たして亡霊とは何者なのか。政府中枢に潜む、巨大な秘密とは―。
[日販商品データベースより]警察組織の頂点に立つ内閣官房副長官が、何者かに狙撃された。一方ニューヨークでは、北朝鮮の高級外交官が日本総領事館に亡命したいと訴える。保護を命じられたのは、元警視庁公安部外事二課(ソトニ)の伝説の刑事・筒見慶太郎だった。しかし、筒見が用意した「セーフハウス」で、北の外交官は無惨な死体となって見つかった。「日本にいる『亡霊(マンリョン)』を守ってくれ」という言葉を残して――。
公安警察を取材しつづけてきた著者が放つ渾身作。
東京で、元警察庁長官が狙撃される。一方、ニューヨークでは、北朝鮮の外交官が、日本総領事館に亡命を求めやってきた。
公安組織と対立し、在外公館の警護官として飛ばされていた一匹狼・筒見慶太郎が保護したその外交官は、絶対に場所が漏れないはずの「セーフハウス」で暗殺される。
「日本にいる『亡霊(マンリョン)』を守ってくれ」と言い残して……。
事件の背後に垣間見える、終戦時、日本に見捨てられ、彼の地に取り残された母子の、壮絶な運命。
戦後日本の官僚組織に打ち捨てられた人々の苦悩。それを踏み台に、北朝鮮の「体制崩壊後」を睨み、利権を狙う政財官。
北朝鮮に潜入した情報調査官が帯びた「密命」とは何だったのか。
果たして、日本の中枢にいる「亡霊」の正体とは。
そして、その秘めた狙いは――。