- 絵画・イメージの回廊
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- 価格
- 9,900円(本体9,000円+税)
- 発行年月
- 2017年11月
- 判型
- A5変
- ISBN
- 9784305708823
[BOOKデータベースより]
多様な研究分野が競い合うフィールドで、各分野の解析法がどう重なり、ずれるのか、読みと研究のあり方が問われている。日本文学とその研究がこれまでに担ってきた領域、これから創造していく可能性をもつ領域とは何か。人文学としての文学が人間社会に果たしうる役割に関して、より豊かな議論を成り立たせるには、これからどうしていけばよいのか。日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ第2巻。
総論―絵画・イメージの“読み”から拓かれる世界
第1部 物語をつむぎだす絵画(絵巻・“絵画物語”論;光の救済―「光明真言功徳絵詞(絵巻)」の成立とその表現をめぐって ほか)
第2部 社会をうつしだす絵画(「病草紙」における説話の領分―男巫としての二形;空海と「善女龍王」をめぐる伝承とその周辺 ほか)
第3部 “武”の神話と物語(島津家「朝鮮虎狩図」屏風・絵巻の図像に関する覚書;根津美術館蔵「平家物語画帖」の享受者像―物語絵との“対話”を窺いつつ ほか)
第4部 絵画メディアの展開(掲鉢図と水陸斎図について;近世初期までの社寺建築空間における二十四孝図の展開―土佐神社本殿蟇股の彫刻を中心に ほか)
多様な研究分野が競い合うフィールドで、
各分野の解析法がどう重なり、ずれるのか、
読みと研究のあり方が問われている。
日本文学とその研究がこれまでに担ってきた領域、これから創造していく可能性をもつ領域とは何か。
人文学としての文学が人間社会に果たしうる役割に関して、
より豊かな議論を成り立たせるには、これからどうしていけばよいのか。
日本文学の窓の向こうに広がるものの総体を捉えようとするシリーズ、「日本文学の展望を拓く」第2巻。
【執筆者】鈴木 彰/出口久徳/小峯和明/キャロライン・ヒラサワ/塩川和広/吉橋さやか/西山美香/山本聡美/阿部龍一/吉原浩人/岸 輝/ヴェロニック・ベランジェ/山口眞琴/金 英珠/ケラー・キンブロー/伊藤信博/宇野瑞木/軍司直子/安原眞琴/琴 榮辰/グェン・ティ・ラン・アィン/楊 暁捷/川鶴進一
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