- 不死身の特攻兵
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軍神はなぜ上官に反抗したか
講談社現代新書 2451
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2017年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062884518
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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北区の太
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秀逸
第三章まで読み進むと、「特攻」という理不尽な命令をした軍上層部への怒りが沸々ト湧き上がるが、最後の第四章を読むと、その怒りの矛先が正しいものであったのか疑問になる。なぜ、そのような命令が出されてしまったのか、確かに、一部に非常に愚かな上層部がいたということも事実なのであろうが、それ以上にもっと大きな、日本人が過去から脈々と受け継いで来た、社会的・人間的な理由があったと、この章で分析している。この分析は、非常に考え方が整理されており、秀逸。このような、冷静で深い洞察力を持つ人間に私はなりたい。第四章に出て来る「美濃部少佐」と彼の発言が心に残る(逆の意味で、富永司令官他の態度・発言も心に残るが、情緒的になってしまうので、ここではこれ以上触れない)。こんな上層部もいたんだなあ。この人のことは、もっと知られてよいと思う、否、知るべき。
[BOOKデータベースより]
1944年11月の第一回の特攻作戦から、9回の出撃。陸軍参謀に「必ず死んでこい!」と言われながら、命令に背き、生還を果たした特攻兵がいた。
第1章 帰ってきた特攻兵(生き残った特攻隊員;振武寮という地獄 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 戦争のリアル(『陸軍特別攻撃隊』から読み解く;生い立ち ほか)
第3章 2015年のインタビュー(2015年10月22日;特攻と聞いて ほか)
第4章 特攻の実像(特攻隊とはなんだったのか;『神風特別攻撃隊』の欺瞞 ほか)
太平洋戦争末期に実施された”特別攻撃隊”により、多くの若者が亡くなっていった。だが、「必ず死んでこい」という上官の命令に背き、9回の出撃から生還した特攻兵がいた。その特攻兵、佐々木友次氏に鴻上尚史氏がインタビュー。飛行機がただ好きだった男が、なぜ、絶対命令から免れ、命の尊厳を守りぬけたのか。命を消費する日本型組織から抜け出すには。
太平洋戦争の末期に実施された”特別攻撃隊”。戦死を前提とする攻撃によって、若者たちが命を落としていった。
だが、陸軍第一回の特攻から計9回の出撃をし、9回生還した特攻兵がいた。その特攻兵、佐々木友次氏は、戦後の日本を生き抜き2016年2月に亡くなった。
鴻上尚史氏が生前の佐々木氏本人へインタビュー。
飛行機がただ好きだった男が、なぜ、軍では絶対である上官の命令に背き、命の尊厳を守りぬけたのか。
我々も同じ状況になったとき、佐々木氏と同じことができるだろうか。
戦後72年。実は本質的には日本社会は変わっていないのではないか。
本当に特攻は志願だったのか、そして、なぜあんなにも賛美されたのか。
命を消費する日本型組織から、一人の人間として抜け出す強さの源に迫る。