- 幻の惑星ヴァルカン
-
アインシュタインはいかにして惑星を破壊したのか
THE HUNT FOR VULCAN- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2017年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784750515281
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[BOOKデータベースより]
人々の欲望が生み出し、そして消し去られた惑星があった。ニュートン理論に基づいて考えれば、ここには未発見の惑星があるに違いない―まだ見ぬ惑星を探し求める人々、そしてアインシュタイン。未知の惑星探査を通じて、科学の進歩とパラダイムシフトを描く、ロマンあふれるサイエンス・ノンフィクション!
1 ニュートンから海王星まで(一六八二年〜一八四六年)(「世界の動かざる秩序」;「幸せな考え」;「そんな星は星図にない」 ほか)
[日販商品データベースより]2 海王星からヴァルカンまで(一八四六年〜一八七八年)(三十八秒;引っ掛かる質量;「探索は満足のゆく結果に終わるはずだ」 ほか)
3 ヴァルカンからアインシュタインまで(一九〇五年〜一九一五年)(「私の人生で最も幸せな考え」;「頼む、助けてくれ。このままでは頭がおかしくなってしまう」;「喜びに我を忘れて」 ほか)
人々の欲望が生み出し、そして消し去られた惑星があった。
時は19世紀末、天文学者たちは水星の軌道に生じる奇妙な”ずれ”に悩まされていた。ニュートン力学に則って考えると、どうしてもこのずれの説明がつかない。当代きっての天才科学者・ルヴェリエは、太陽と水星の間には我々がまだ見つけられていない惑星「ヴァルカン」が存在し、それこそがずれを引き起こしていると考えた。ヴァルカンをつかまえろ! プロ・アマ問わず、世界中の天文学者が望遠鏡を空に向け、発見の報告が相次いだ。
……問題はただ一つ。
ヴァルカンは存在しなかったのである。
幻の惑星と若き物理学者・アインシュタインによってもたらされた相対性理論の知られざる関係、そして未知の惑星探査を通じて科学の進歩とパラダイムシフトを描く。ロマンあふれるサイエンス・ノンフィクション。