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[BOOKデータベースより]
こんどのお正月、どんな“しめかざり”を飾りますか?新たな年にすがすがしくトシガミ様をお迎えしようとなにかとせわしない年末も、しめかざりを付けて準備万端。通常、紙垂、橙、譲葉、裏白などで彩られるしめかざりですが、本書では、それらの装飾を取りはずし、しめかざりの飾らない姿、藁が象る「素のかたち」に込められた土地の祈りと人々の願いを読み解きます。
1 しめかざりのかたち(宝珠―恵みの雨、水の波紋;打出の小槌―「春」を込めて豊作を願う;松竹梅―神を待つ吉祥のしるし ほか)
[日販商品データベースより]2 しめかざり探訪(山形県―稲作の苦難の歴史を超えて「俵じめ」に新年のエネルギーを蓄える;埼玉県―旧家の家長が代々受け継ぐ、あたりまえの「正月準備」;香川県―漁網を持つ手で稲藁を綯い、大漁と安全の願いをこめる ほか)
3 しめかざりを知る(構造―綯い、作り、飾る…藁の縄目に思いを込めて;装飾―扇・橙・海老・護葉…装飾それぞれにも意味が宿る;これまでとこれからの道―人、土地、時間を結び、しめかざりはこれからも引き継がれる ほか)
こんどのお正月、どんなしめかざりを飾りますか? 宝珠、鶴、海老、俵…しめかざりには実に多彩なかたちがあります。全国を訪ね歩いた著者が、しめかざりの飾りのない姿、わらが形づくる「“素”のかたち」に込められた土地の祈りと人々の願いを読み解きます。
カラー120頁、著者撮影の写真多数。