この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- なぜ日本は中国のカモなのか
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2021年09月発売】
- 反日種族主義 日韓危機の根源
-
価格:880円(本体800円+税)
【2022年03月発売】
- 不確実性の世界と現代中国
-
価格:5,060円(本体4,600円+税)
【2022年09月発売】
- 論集北東アジアにおける近代的空間
-
価格:8,800円(本体8,000円+税)
【2022年03月発売】
- 多層化するベトナム社会
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2018年02月発売】
[BOOKデータベースより]
台湾では、なぜ旧植民地支配者である日本の大衆文化が好感を持たれ、爆発的ブーム(「哈日現象」)を引き起こすことになったのか。台湾‐日本‐中国間の関係における「日本」イメージ、「中国」イメージの変化を、「脱日本化」と「中国化」、台湾人の集合的記憶やハビトゥスなど、歴史的文脈の複雑なもつれを解きほぐし、その実態を明らかにする。
第1章 序論―反日、親日、あるいは哈日(哈日現象に関する先行研究の考察;問題提起:台湾における哈日現象の特殊性)
[日販商品データベースより]第2章 台湾における日本の大衆文化の発展史についての一考察(日本植民地時代;台湾における日本大衆文化のアンダーグラウンド時代;日本文化の解禁と哈日ブーム;結びに代えて)
第3章 「祖国」、中国化と「日本」イメージの変化(日本植民地時代における「日本」イメージと「祖国イメージ」の弁証;終戦直後、「日本」イメージの再変化;二つの集合的記憶の闘争、および日本に関する記憶の変容;結びに代えて)
第4章 消費と大衆文化によって構築された「日本」イメージ(日本文化禁止令の時代における日本大衆文化の発展;日本大衆文化が表現した「日本」イメージ;「日本」が一種のブラントになった意義とその維持;結びに代えて)
第5章 結論―虚像と実像の間
台湾では、なぜ旧植民地支配者である日本の大衆文化が好感を持たれ、爆発的ブーム(「哈日現象」)を引き起こすことになったのか。台湾−日本−中国間の関係における「日本」イメージ、「中国」イメージの変化を、「脱日本化」と「中国化」、台湾人の集合的記憶やハビトゥスなど、歴史的文脈の複雑なもつれを解きほぐし、その実態を明らかにする。