この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- フランス革命の女たち
-
価格:825円(本体750円+税)
【2024年02月発売】
- ロシアとは何ものか
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年05月発売】
- ロシア革命とソ連の世紀 1
-
価格:4,070円(本体3,700円+税)
【2017年06月発売】
- ロシア革命とソ連の世紀 2
-
価格:4,070円(本体3,700円+税)
【2017年07月発売】
- ロシア革命
-
価格:924円(本体840円+税)
【2017年01月発売】
[BOOKデータベースより]
ロシア革命とソ連が同時代の世界に対して持ったアピール力の源泉は、社会主義だけでなく民族解放のスローガンにもあった。第5巻ではソ連を「多民族帝国」の一つとして位置づけ、その実験的な民族政策や諸民族の運動の展開をたどりつつ、それらが世界や近隣地域に与えた影響を論じる。さらに、遺産として旧ソ連諸国に引き継がれた複雑な民族問題・紛争を歴史的に理解する。
総説 ユーラシア多民族帝国としてのロシア・ソ連
1 民族解放の夢と現実(ロシア・ムスリムの革命と「反革命」―「想像の帝国」との協力と闘い;ソ連の民族政策の多面性―「民族自決」から強制移住まで;ユダヤ人自治と反ユダヤ主義―国内外の政治的文脈の交差)
2 民族運動の国際化と革命ロシア(ロシア革命と朝鮮独立運動―現代韓国・北朝鮮の淵源;カフカスの革命―国際政治に翻弄された民族自決;反帝国主義の帝国―イスラーム世界に連なるソヴィエト・ロシア)
3 ソ連解体と民族問題(ブレジネフ期連邦構成共和国の政治と民族の問題―クルグズスタンを事例として;ペレストロイカと民族紛争―ナゴルノ=カラバフ紛争の事例;バルト三国の独立再考―ソ連解体への道程;先住少数民族の権利と資源環境問題―ポスト社会主義ロシアへの一視角)