- 書物の声歴史の声
-
- 価格
- 8,800円(本体8,000円+税)
- 発行年月
- 2017年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784585294337
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[BOOKデータベースより]
「人生は短い。人はどんどん死んでいる。そんなつまらぬ本を読んでどうする」そう言って憚らぬ著者が、戦前・戦後の懐かしい書物を語り、歴史の裏表にふれる。学際的・国際的に活躍した平川の随筆は反大勢的で「偏見」まで面白い。初版本未収録の記事二百余点がこの決定版第三十三巻に新たに加えられる。
第1部 書物の声 歴史の声(書物と私;東大駒場学派;日本語空間の外へ―文化の三点測量)
[日販商品データベースより]第2部 伏字のない世界(異人・偉人・国士・大学者 渡部昇一の思い出―自称「遅進児」が、如何にして和漢洋の書籍で身を修め、戦闘的なオピニオン・リーダーとなったか;「正道」示した渡部昇一氏を悼む;弥次郎兵衛;平川祐弘が読む;にしひがし;変化球;春夏秋冬;七十五字で書くエッセイ;座標;ニッポン人の忘れ物;日曜論壇)
「人生は短い。人はどんどん死んでいる。そんなつまらぬ本を読んでどうする」
そう言って憚らぬ著者が、戦前・戦後の懐かしい書物を語り、歴史の裏表にふれる。
学際的・国際的に活躍した平川の随筆は反大勢(ハンタイセイ)的で「偏見」まで面白い。
初版本未収録の記事二百余点がこの決定版第三十三巻に新たに加えられる。
書物の声を聴くとは、歴史の声を聴くことである。複数の言葉を学び、複数の書物を読めば、たとえば『毛沢東語録』しか読まない人と違って、人の道を踏み違えることも少なかろう。また日本と西洋と非西洋の三点測量を行なえば、たとえば『朝日新聞』しか購読しない人と違って、世界の中の日本が進む道を間違えることが少なかろう。言ってみればこうした当り前のことを、著者平川ははっきりと言う。時間と空間を自在に旅する著者は、日本の閉ざされた言論空間の壁の外へ出る。言論の自由を守るとはそんなタブーとしての「政治的公正」political correctnessを破ることではあるまいか。