- 貝の火
-
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784895881371
[日販商品データベースより]
親子のひばりは、沢山おじきをして申しました。
「これは貝の火という宝珠でございます。王さまのお伝言ではあなた様のお手入れ次第で、この珠はどんなにでも立派になると申します。」
ホモイはそっと玉を捧げて、おうちへ入りました
ひばりの子を助けた子兎がお礼にもらったのは手入れ次第でどんなにでも立派になる“貝の火”という宝珠。それをきっかけに他から敬われるようになるが…。「こんなことはどこにでもあるのだ。それをよくわかったお前は一番さいわいなのだ。」という最後のお父さんの言葉が心にしみます。
のびやかな筆遣いで描かれた動物や情景。親しみ深い絵で描ききっています。
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命がけでひばりの子を救ったホモイでしたが、貝の火という宝物を授かってからどんどん傲慢になっていきました。
キツネの悪意に呑み込まれていく様は、人の心のすきを痛烈に描いているようで心が痛みました。
そして結末が何ともやりきれないのです。
子どもたちが、この物語の真意を受け止めきれないのではないかと不安になりつつ、ずっしりと戒めを受けとめました。
「つんぼ」という言葉が焼き付いてしまいました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】