- 配当政策のパズル
-
投資家の消費選好と利害対立
- 価格
- 4,070円(本体3,700円+税)
- 発行年月
- 2017年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784502241710
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[BOOKデータベースより]
なぜ、どのように投資家は配当を欲しがるのか、なぜ、どのように企業は配当を支払うのか、どのように資本市場を設計すべきか。異時点間消費選択やリスク分散の視点を加えて解明。
パズルの全体像
第1部 なぜ、どのように投資家は配当を欲しがるのか(基礎的なモデルと配当パズル―いろいろな実験室でボールを投げてみる;税の顧客効果―チャンネルとレベルの混同;消費の顧客効果―異時点間消費選択に着目する)
第2部 なぜ、どのように企業は配当を支払うのか(リスク分散と配当政策―妥協的産物のパッケージで我慢する;配当と自社株買い―柔軟性がない道具が使われる謎;配当と増資―冷房と暖房を同時にかけるような謎;配当とモニタリング―コーポレートガバナンスの道具にする)
第3部 どのように資本市場を設計すべきか(配当再投資プランの本質―利益留保との関係を説明してこなかった既存研究;配当再投資プランと情報の非対称性―投資家の不合理性につけこむゲームはナンセンス;株式配当の本質―疑問だらけの学説に異議を唱える;配当オプション―305(e)プランが果たすべき本来の役割)