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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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北区の太
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定年者へのエール
60歳に近づいたサラリーマンとして非常に共感出来る内容。サラリーマンにとっては出世というのは大きな目標の1つであり、それを叶えられるのはほんの一握り。残りのサラリーマンは、篩にかけられた己の置かれた現実と折り合いをつけなければならない。しかも、平均寿命・健康寿命が伸びる中、定年というゴールはそれに見合って伸びていない。もてあます気力と体力。妻を亡くす、親を亡くすという状況が起き、退職を余儀なくされた場合にはまだ気持ちの折り合いはつけ易い(それを出世出来なかった言い訳に出来る)かもしれないが、それはそれで大変だし精神的にも辛い。この小説ははからずも、定年を待たずして定年予備軍(ここではそれを「定年待合室」と称している)となった(実際に定年退職した者もいるが)人たちが、あることをきっかけに気力を取り戻し、活躍するお話。現在は、60歳を過ぎても体力はまだまだあるので、気力さえ伴えばまだかなりのことが出来る、そういう勇気を与えてくれる一冊。
[BOOKデータベースより]
上司の逆鱗に触れ定年待合室へ追いやられた、大手百貨店の敏腕営業マン大和田は、妻のガン宣告を受け50代で早期退職をする。妻を喪ったあと、ふとしたきっかけで“人助け”に手を貸し始めるのだが、その中で出会った経験も人脈も豊富なその道のプロたちは、それぞれの職場でそれぞれの鬱屈を抱えていた―再起をかける男たちを描いた、痛快経済小説。
[日販商品データベースより]妻のガン宣告を受け、50 代で大手百貨店を早期退職した敏腕営業マンの大和田。妻を失ったあと、ふとしたきっかけで“人助け”に手を貸しはじめる。
販売不振や営業崎とのトラブル解決をめざすなかで巡り合った、経験も人脈も豊富なその道のプロたちは、それぞれの職場で、それぞれの鬱屈を抱えていた。
このまま「定年待合室」で悶々と日々をやり過ごすよりは――。
彼らは新会社を立ち上げ、ある地域の再生プロジェクトに立ち向かう。