- 芸術の不可能性
-
瀧口修造・中井正一・岡本太郎・針生一郎・中平卓馬
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2017年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784864630634
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価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2016年09月発売】
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瀧口修造・中井正一・岡本太郎・針生一郎・中平卓馬
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【2016年09月発売】
[BOOKデータベースより]
シュルレアリスムに芸術の可能性を見た瀧口修造。美のうちにリズムの歴史的構造と反復を措定した中井正一。徹底的な他者として「日本の伝統」に対峙した岡本太郎。政治と芸術の二元論突破を模索し続けた針生一郎。一個の事物と化し、一瞬への自己消去を企てた中平卓馬。詩的言語と論理的言語の矛盾のなか、芸術の不可能性に賭けた五人の実践。
1 瀧口修造と前衛写真(物質の夢;写真的触覚―瀧口修造と前衛写真1938‐40 ほか)
[日販商品データベースより]2 中井正一の史的構図(現実感覚とユートピア;対話的コミュニケーションの“場” ほか)
3 岡本太郎その歴史的位置(奇妙なイズムとしての対極主義;対極主義、アヴァンギャルド、縄文土器 ほか)
4 針生一郎の批評的原点(保田の美学と左翼民衆主義;戦後美術への視座 ほか)
5 写真家中平卓馬(アジェ―写真を見ることへの問い;シュルレアリスム―政治と芸術 ほか)
前衛芸樹が生まれた19世紀末から20世紀初頭は動乱、革命、戦火の時代だった。1907年のキュビスムのセンセーション、1909年の未来派宣言、1916年チューリヒ・ダダを嚆矢とする世界的なダダ・ムーブメント、1924年ブルトンによるシュルレアリスム宣言。1930年瀧口がブルトンの『超現実主義と絵画』を訳出して以来の、中井、針生、岡本、中平へと続く前衛芸術受容の日本的困難と屈折を、社会的事象とともに論じる。