- 文明論之概略
-
ビギナーズ日本の思想
角川文庫 角川ソフィア文庫 G1ー17 20552
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2017年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044001681
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[BOOKデータベースより]
日本が本当の「文明」に到達するためには、社会を支配する「権力の不均衡」を治療せねばならない。そして、結果として生じる多少の矛盾と不平等までをも、引き受けて生ききってみせる勁さを持たねばならない―福澤が追い求めた「文明」の真意を、気鋭の日本思想史家が再検証。あらゆる価値観が瓦解する混迷の時代に、明確な理論的指針を与え続けてきた名著の全文を、新解釈とともに、圧倒的に読みやすく現代語訳した最新版。
第1章 議論の本位を定めること
[日販商品データベースより]第2章 西洋の文明を目的とすること
第3章 文明の本質を論じる
第4章 国民の智恵と道徳を論じる
第5章 前の議論のつづき
第6章 智恵と道徳の区別
第7章 智恵と道徳が行われるべき時代と場所を論じる
第8章 西洋文明の由来
第9章 日本文明の由来
第10章 自国の独立を論じる
福澤諭吉は、明治8年に書かれたこの『文明論之概略』において、維新革命後の日本が迎えた新たな状況を考察し、社会に向けて「まずは西洋文明を目指すこと」を説いた。日本の近代化の歩みを決定づけた名著のひとつに数えられているが、それを全新訳したのが本書である。 確かな考察に基づいた平易で読みやすい現代語訳に解説を付した保存版。