[BOOKデータベースより]
東京五輪の宴の後で、日本経済にいったい何が起こるのか?元日銀政策委員会審議委員として、日本経済の表も裏も知り尽くした著者が、今、静かに語り始める…。
第1章 「異次元緩和」に踊る日本経済(高騰する東京都心の不動産価格。果たしてこれはバブルなのか?;日経平均株価2万円。これはバブルなのか?)
第2章 徹底検証!!「異次元緩和」。その功罪とは?(アベノミクスの本丸「異次元緩和」とは、一体どんな政策なのか?;異次元緩和に、果たして効果はあったのか? ほか)
第3章 日本経済の「不都合な」真実(日本はなぜ、デフレから脱却できないのか?;「人手不足」の日本。それなのに、賃金がなかなか上昇しないのはなぜか? ほか)
第4章 世界経済のゆくえ(世界を牽引するアメリカ経済。これからどうなる?;ブレグジットが世界経済や日本経済へ与える影響とは? ほか)
第5章 東京五輪後の日本経済(東京五輪後に、何を残すことができるのか?;東京五輪後、日本銀行の金融政策はどうなるのか? ほか)
”宴の後”を希望へとつなぐ未来の処方箋
かつて日本銀行政策委員会審議委員として、日本経済の表も裏も、光も影も知り尽くした著者が、東京五輪後の日本経済のゆくえを、鋭く予想します。
日本銀行による「異次元緩和」と「東京五輪開催決定」によって、株高や不動産価格の高騰、さらには企業の高収益が実現し、表向きは順調に見える日本経済。しかし、日本経済の未来にあるのは、決して明るい材料ばかりではありません。世界最悪レベルにある政府債務や、急激に進行する少子高齢化、長引くデフレ…。東京五輪後には、日本経済は、これまでの人類が経験したことのない、未知の世界へと突入すると、著者は説きます。では、それは一体、どんな姿なのか?
「株価はどうなる?」「為替はどうなる?」「不動産価格はどうなる?」「金融危機は再びやってくるのか?」「ハイパーインフレはおこるのか?」「日本の財政は破綻するのか?」…。日本の金融政策の最前線にいた著者だからこそ語ることのできる、日本経済の近未来予想図。
【編集担当からのおすすめ情報】
著者は、世界各国の政府関係者や中央銀行首脳とも広く交流を持ち、彼らと対等に議論を交わし、政策提言をおこなうなど、まさに世界レベルでの活躍を続けています。そんな著者だからこそ語ることのできる、日本経済の真実がここにあります。また本書では、日本経済だけではなく、世界経済についても詳しく解説してあり、国内外で活躍するビジネスマンにとって、いわば経済学の教科書としても最適です。























