[BOOKデータベースより]
「変人」だから「ちょっとかわいい女の子」にあこがれる。「お嬢様」だから「悪魔少女」にあこがれる。真逆を求める幼なじみ女子の成長物語。
[日販商品データベースより]「ふつう」にあこがれる月方穂木、「個性的」になりたい斉藤陽奈。萌奈グループとのもめごとを通して、二人は飾らない自分と向き合う。
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情報が豊富な時代だ。何か調べたいことがあればすぐに出てくる。
たとえば成績アップでも、自分の状況に合わせてカスタマイズすることだって可能。
その反面、息苦しさもある。選択肢が多い中どれを選択すれば浮かないのか。そんな時代を空気感のうまく取り入れながら、物語は進行していく。
新しい学校でリセットを願う穂木。先に転校しクラスで浮いた存在になった陽菜。クラスの空気を牛耳る萌奈。
女の子同士のつきあいの面倒くささ、クラスの中でどのグループにいていかにいじめられないかは、学校の中ですべての子どもが抱える死活問題。
ともすれば重くなりがちなテーマだが、読みやすくスピード感のある文であっという間に読め、痛快なラストだった。
YAジャンルだが、友だち関係に悩む高学年の女の子にもよさそうだ。(はなびやさん 50代・愛知県 男の子16歳)
【情報提供・絵本ナビ】