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[BOOKデータベースより]
政治的自律―自由を守るために立法に参加し、自らに法を与えること。これがカントの政治哲学の根幹にあった。
第1部 カントの政治哲学(移行をめぐる三つの議論;理性の公共的使用から公開性へ;言論の自由と抵抗権;政治的自律とその条件;世界市民法の構想)
[日販商品データベースより]第2部 カントと現代(政治的判断とは何か―判断力と構想力をめぐるカントとアーレント;みずからを尊重するということ―自己尊重をめぐるカントとロールズ;永遠平和と進歩の思想―国際社会の秩序構想をめぐるカントとハーバーマス)
カントは自らに法を与えるという意味での政治的自律がどのような手続きや条件の下で実現されるのかを探究した。そして、政治的自律を実現する手段として言論の自由を重視した。個人間の意見の相違を前提とする言論の自由こそが政治的自律を促すのである。また、各国家の人民の政治的自律が「永遠平和」への移行を可能とするとした。