- 分断された時代を生きる
-
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2017年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784560095645
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[BOOKデータベースより]
生き方が変わる!講義で感動したことありますか?ミッキーマウスから「ダメ男」まで、毎回数百人が聴講する“東大駒場”を象徴する名講義がここに。
1 さまざまな思考のかたち(フィクションの冒険者たち―クルーソー、ガリヴァー、サルマナザール;アメリカ文学名場面集 ほか)
[日販商品データベースより]2 木から森を考える(科学の興奮と詩の精密さ―ウラジーミル・ナボコフの文学;マクレーが未来に託す言葉―「フランダースの野に」を読み継ぐ試み ほか)
3 現代にこだまする歴史(『万葉集』はこれまでどう読まれてきたか、これからどう読まれていくだろうか;「愛すべき」論理と「信ずべき」倫理はどこに?―中国が哲学に出会ったとき ほか)
4 分断を乗り越えるために(現代マスメディアの起源へ―戦間期“婦人雑誌”とは何か;戦後経済史のなかの原子力発電 ほか)
人文知の可能性への道しるべ
流動性を増す現代。その課題に応えるはずの学問も複雑化し、なにを知るべきかを見定めることさえ難しい。いっぽう、「学問の社会還元」を合言葉にするかのように、とかく手早い成果が求められる。しかし、異質なもの、未知との遭遇は避けられないからこそ、長い目で事象をとらえる力が必要ではないか。
本書は、東京大学教養学部がこの問題意識に向き合うべく、高校生、社会人向けに開講する公開講座「金曜特別講座」を書籍化したもの。人文知や基礎研究に重きを置く教養学部。ときに過去の惨劇から反省し、ときにフィールドワークから他者に学ぶ。ニュートリノを探究し、いっぽうで医療や産業に研究を生かし生活に寄りそう。さまざまな時代や場所、日常から宇宙までを見つめる眼差しを、この講座は社会と共有してきた。いま必要な知がなにか、そのガイドとなるシリーズ二巻。
「分断された時代を生きる」は人文系の内容を収録。
◇主な内容と執筆者 外国語の不思議・日本語の不思議(石井洋二郎)/見ることの冒険──ジャコメッティの《終わりなきパリ》をめぐって(小林康夫)/エスノグラフィーで現代中国を学ぶ(阿古智子)など